先崎学九段のうつ病九段を読んでみた

 

 こんにちは。

 仕事では主に体力を使うので、プライベートではなるべく頭を使うようにしているミートです。

 さて、今回は2018年4月に一年間の療養を経て棋士に復活された、先崎学九段が書いたうつ病九段という本を読んだ感想を。。

 

 

  先崎学九段は将棋界でいうところの、いわゆる羽生世代と呼ばれる世代で、実力も九段というだけあってトップクラスでした。

  近年、将棋界は良い意味でも悪い意味でも将棋ソフトに振り回されて、あまり良いイメージはありませんでした。

  そんな中、先崎九段はこの将棋の悪いイメージを払拭しようと1人将棋界の為に奔走します。

  しかし、そんな頑張りの中で自分の要領を超えた疲労から精神的に病んでしまいうつ病を発症されたそうです。

  うつ病発症中の自分の生活、考え方、支えてくれた家族や仲間との話などを赤裸々に語っています。

  先崎学九段の棋士仲間とのエピソードや、うつ病の人がどうされたら嬉しいか、どう接すればいいのかの参考にもなりました。

 

久しぶりに本を読みましたが、やはり知っている著名人の方が書かれた本だと、その人の声が脳内再生されて読みやすく感じました。